ごあいさつ

災害復興支援 一般社団法人 愛と感謝 愛と感謝について
1962年、神戸に生まれる。

1995年、阪神淡路大震災で被災。会社も無茶苦茶、親も避難生活。先のことなど一切考えられなかった。

2011年、東日本大震災。あの映像を見た時、『行かなアカン』と3月14日に宮城県へ向かった。しかし、出来たのは物資の運搬だけで無力さを感じた。

そして、2016年の熊本地震。東日本大震災の経験を活かし、若葉小学校の避難所を運営繋がりを大切にした。

2018年、西日本を中心に起こった豪雨災害(平成30年7月豪雨)。初めての水害ボランティア。何をしていいのかもわからず、その光景を見て呆然とした。

夏の活動は本当にキツかった。そんな中、頼まれたことは何でもした。床、壁、天井もめくった。泥出しも、床下も潜った。絶望感の中、笑顔が増えていくことに喜びを感じた。

それから2019年長野、2020年熊本と水害が続き、一緒に頑張ってくれる仲間や出来ることが増えていく中で、自分達がもっと、もっと人の役に立てることは何かをあらためて考えた。

これまでのメンタルコーチとしての経験を活かしながら、被災者さんに寄り添うボランティアでありたいという想いがより強くなっていった。 そう、家を綺麗にすることも大切でも、心のケアも大切。

そして2021年、もっともっと広く深く行動していくためにボランティア団体「TEAM 愛と感謝」から、「一般社団法人 愛と感謝」という形でリスタートすることを決めた。

団体の名前の通り、これからも『愛と感謝』を大切に活動していきます。
一般社団法人 愛と感謝 代表理事 筒井 正浩

活動実績

2020年熊本『令和2年7月豪雨』

約4ヶ月間、地元の団体と活動を共にし、災害ゴミの仮置き場の整理と集積所までの運搬など行う。被災範囲の広さに対して、コロナ渦での県外者受入制限などで、限定された作業環境となる。その対策として、行政と民間ボランティア団体が連携を組む『人吉モデル』を人吉市長と協同して立ち上げることで、社会福祉協議会・他組織と連携を図りつつ作業を進めた。

2019年長野『令和元年東日本台風』

長野市津野、赤沼、豊野町を中心に約9ヶ月活動。平成30年7月豪雨での経験を活かすとともに、社会福祉協議会で対応の難しい技術系の案件を受け持ち、他団体を含めボランティアニーズの共有や連携を図ることで、地域の作業円滑化に寄与。この災害復旧の際に重機免許を取得し、活動の内容・作業の幅を拡げることができた。

2018年岡山・広島『平成30年7月豪雨』

岡山、広島を中心に約5ヶ月間活動。初の水害復旧活動となり、とにかく勉強と実践で試行錯誤。天井・壁・床剥がし、泥だしなどを中心にリフォームに向けてのお手伝い。

2016年熊本地震

350名が避難した熊本市東区の若葉小学校に辿り着く。到着時点で、災害ボランティア『0』。状況や課題の整理を行いつつマニュアル作成、自治会に引き継ぐまでの間、避難所を運営。ボランティア受付、食事の準備、清掃、物資の管理など各種チームを構成し、職員会議や自治会の会合にも出席することで円滑な運営に努めた。

2011年3月11日『東日本大震災』

14日に、MAKE THE HEVEN(現 MAKE HAPPY)の一員として宮城県に向かう。初めての災害ボランティア、現地を見てただただ呆然とするばかりだった。出来たことは、情報の発信と物資の運搬だけ 無力さを感じた。その想いがあったから、その後、断続的に1年通うことになる。

団体概要

災害復旧及び災害復興ボランティア活動に加え、行政組織・ボランティア団体へのサポートを行い、「被災者さんの経済的負担の軽減」と「各団体・組織が動きやすい環境づくり」に寄与するための災害ボランティア組織です。
『本当に被災者さんファーストのアクションが出来ているか』
これまでの経験を通じて、私達はボランティア組織の在り方として、この一見当たり前のことを実行することの難しさを痛感してきました。災害直後の混乱下において、正確でタイムリーな情報の取得、状況に応じた適切な判断が難しくなっています。各々が良かれと思って実行した行動も、全体を俯瞰してみた時に、被災地・被災者さんのマイナスとなってしまっている事例は災害現場では多く見受けられるのが実情です。「共助」「協力」という言葉は、皆の理想である一方、特に被災地においては口でいうほど簡単ではありません。そのことを身をもって知った私達として出来ることは何でしょうか。
『どうすれば限定された環境で最大のパフォーマンスを発揮できるか』
日常においても、特にアスリートや経営者など、何かを成し遂げたい・解決したい多くの人々がこの課題を抱えています。この課題に対して、メンタルコーチというコミュニケーションの専門家として、多くの人々や組織と関わってきた経験。そして2011年の東日本大震災以来、災害の現場で活動させていただき、多くの学びと繋がりを得た経験。 この2つを掛け合わせることで、被災者さんファーストの実現に邁進したいと考えています。有事の際には現場に赴き、愛と感謝を手にとって、自治体と共に「1日でも早い日常」を目指す そんな想いから、愛と感謝と銘打って活動しています。
災害復興支援 一般社団法人 愛と感謝 OGPロゴ
団体名一般社団法人 愛と感謝
代表理事筒井正浩
TEL080-3804-0548
Emailinfo@aitokansha.org
活動内容・災害時における各種ボランティア対応
・行政・民間ボランティア団体との協力体制の構築
・災害復旧、復興における経験・対応ノウハウの伝導

収支報告

決算報告書 第03期(令和00年00月00日~令和00年00月00日)
決算報告書 第02期(令和00年00月00日~令和00年00月00日)
決算報告書 第01期(令和00年00月00日~令和00年00月00日)

アクセス

あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。